おかゆ屋どっとコム通信
おかゆとごはんのカロリー
先日おかゆを囲む会をすると言う女性の人達の話を聞きました。
ダイエットも目指しているようですが、おかゆとその他に様々な物を持ち寄り友人同士でおかゆを囲む会を楽しみたいというものでした。
当社のレトルトおかゆにも様々な種類があり、ダイエットを目指しながらおかゆを楽しんでいる人もたくさんいます。
実際に白米とおかゆのカロリーと言うのはどれほど違うのでしょうか。
ご飯とレトルトおかゆの100g当たりのカロリーを比較してみました。
おかゆはなぜ体にいいの?
~体の調整をして、心豊かにおかゆを食べましょう~
中国や韓国でおかゆを食べるのはよく知られていますが、アジアだけではなくヨーロッパやアフリカにもおかゆがあるのをご存知ですか。
ヨーロッパではランチに重点を置いた食事をすることも多く、お昼に沢山食べ過ぎると夕食はおかゆで軽くするということも多いと言われます。
フランスのブルターニュ地方でもそば粥がよく食べられています。
私達の知らない所で、実は世界のいろいろな国で食べられているおかゆです。
おかゆの効能っていうと何でしょうか。
おかゆは胃に負担が少ない軽い食事と言うだけでなく、様々な効果があると言われます。
それらをご紹介するととても多方面の効能があることがわかります。
- 血色を良くする
- 力を得る(栄養吸収が良い)
- 寿命をのばす(延寿の効果)
- お年寄りでも食べやすい(のどの通りが良い)
- 消化がいい・胸のつかえが治る(胸焼け、胃重)
- 喉の渇きが消える
- お通じが良くなる(消化もよく、水分も足りる)
当社のおかゆは1食300gで100〜150kcalと低カロリーですが、おかゆを食べることでこんなにも多くの効能があるのです。
そして、おかゆを食べる事をもっと習慣にすれば、これらの効能はさらに沢山得られることになります。
体の調整をしながら心も豊かにする「おかゆ」を食するということ!
つまり、おかゆを食べることで、消化が良い物を食べて、食べ過ぎなどによる負担をなるべく胃にかけないようにすることができます。
栄養はきちんと摂ることが必要ですので、吸収もよく体が温まるおかゆを食べる事は最適な食事になります。
おかゆは水分も一緒に体に補ってくれます。
お寺の修行僧の方などが365日朝から「お粥食」を食べたりしているのはこうしたおかゆのパワーを昔からよく知っているからです。
『心が疲れたらお粥を食べなさい。 豊かに食べ、丁寧に生きる禅の教え』という本があります。
永平寺で修行を積んだ方が書かれた本です。
お腹が食べ過ぎて疲れたなら、少しお腹を休ませながら食べなさい、
そしてそれと同時に、心の疲れもおかゆを食べることで落ち着かせてくれ、心豊かになるということを言っているのではないでしょうか。
おかゆを食べることは、体の疲れだけでなく、心の疲れもきちんと休ませてくれます。 そういった体も心もきちんと整える習慣を作ってみませんか。
朝のおかゆを食べる時間を作ることで、体だけでなく心にも栄養を与える、ゆったりとした時間を作りましょう。
おかゆの歴史
中国のおかゆの歴史は6千年ともいわれています。ここでは日本の「おかゆ」の歴史についてのお話しをします。
お米が日本に渡ってきたのは、紀元前1世紀ころだそうです。そのころの調理法は、「蒸す」と「煮る」の2種類で、蒸したものが今の「おこわ」、煮たものが「おかゆ」だったようです。
しかし、紀元前1世紀ごろの「おかゆ」は、今のおかゆより、堅く炊かれていて現在で言う「ご飯」のことだったようです。時は流れ、平安時代になっても、私たち日本人のお米の食べ方は、この「堅く炊かれたご飯=おかゆ」が主流だったそうです。
11世紀を迎える頃には「ひめがゆ」「しるがゆ」という、今でいう「おかゆ」が文献にも登場します。こうしたことから考えると、「おかゆ」は、千年以上にも渡り、日本人に食されてきた、ベーシックな食べ物といえます。
また、このころは、白米を煮た「白がゆ」のほかにも「粟・ひえ・麦」なども「おかゆ」にして食べられていたようで、あの有名な文豪・芥川龍之介の「芋かゆ」に描かれた
平安時代の「芋かゆ」は、ヤマトイモを煮込んで作られた「おかゆ」だったようです。この頃は、お米以外のものを煮込んで「おかゆ」を味わっていたようですね。
江戸時代になると関東では おかゆ=白かゆ=病人の食べもの、というような感じになっていきますが…、 関西では おかゆ=朝食というように、それぞれの地方によって変化していきました。この変化にはご飯を炊く時間にも一因があったようです。
関東は朝にご飯を炊いて朝・昼と食べ 夜はそのまま、または、お茶漬けにして食べていた。しかし関西は昼にご飯を炊いて昼・夜と食べ 翌朝は残りのご飯をおかゆにする風習があったのです。
民俗学的には —— おかゆは年中行事など、晴れの日の食事として重要な意味がありました。その一つは、無病息災を願って1月7日に食べる七草かゆ。奈良時代には、すでに日本に伝わっていました。また、1月15日には小豆かゆを炊いて、これに先端をいくつかに割ったかゆ箸とよばれる木の棒を入れて米の付き具合で豊凶を占う、かゆ占(かゆうら)が行われたりもしていました。その小豆かゆについてはどんなに熱くても口で吹いてはダメ、という慣わしがあったそうです。
関東は朝にご飯を炊いて朝・昼と食べ 夜はそのまま、または、お茶漬けにして食べていた。しかし関西は昼にご飯を炊いて昼・夜と食べ 翌朝は残りのご飯をおかゆにする風習があったのです。
民俗学的には —— おかゆは年中行事など、晴れの日の食事として重要な意味がありました。その一つは、無病息災を願って1月7日に食べる七草かゆ。奈良時代には、すでに日本に伝わっていました。また、1月15日には小豆かゆを炊いて、これに先端をいくつかに割ったかゆ箸とよばれる木の棒を入れて米の付き具合で豊凶を占う、かゆ占(かゆうら)が行われたりもしていました。その小豆かゆについてはどんなに熱くても口で吹いてはダメ、という慣わしがあったそうです。
Theおかゆマイスター
私が初めて『おかゆ』を食べたのは、子どもの頃風邪をひいた時、お腹をこわした時に、母が作ってくれた『おかゆ』だったと思います。母は小さな布団で眠る私の枕もとで「おかゆなら食べられるだろう」と、優しく語りかけ、昔ながらの土鍋で温かい「おかゆ」を作ってくれました。
『おかゆ』は私にとって、忘れることの出来ないお袋の味であるとともに、幼少期の記憶に残る、心まで温かくなる想い出の味でもあります。(写真は幼い頃の弊社代表取締役と母)
子供から大人へと成長して行く中で、何時の間にか「おかゆ」を食べることも少なくなっていました。そんな時、たまたま25年ほど前に中国へ行く機会に恵まれました。当時の中国は、今のような近代的都市ではなく、私が幼い頃を過ごした田舎町の風景に良く似ていました。
中国での一夜を過ごし、朝を迎えた私は「せっかく中国まで来たのだから」と思い、ホテルでの朝食を取らずに、表通りへと出掛けてみることにしました。
中国の朝は、人と活気で満ち溢れ、そこに集う人たちが、屋台のような食堂で食べていたのが「朝粥」でした。今、ここに溢れている活気は、この「朝粥」のエネルギーかも知れないなぁ、と私は感じました。
この体験をきっかけに、その後、私は中国だけでなく、アジアの国々を訪問するたび、各国で同じような光景を目にしました。
現地の人に話を聞くと、「『朝粥』は身体にいいから、毎朝、当たり前のように食べているよ」とのこと。確かに「朝粥」を食べると「なるほど!身体にも優しく腹持ちもいい、エネルギーも出ます…」。
アジア各国で「朝粥」を食べる風習を目の当たりにし、「おかゆ」が優れた食べ物である事を知った私でしたが、日本へ帰れば相変わらず病気の時くらいしか「おかゆ」を食べませんでした。
冬のある日、風邪をひいた私は、「おかゆ」の事を思い出し、市販品の「おかゆ」を食べてみました。「ありゃ、こりゃマズイな。アジア各国で食べた味ではありません」。
病気の時に食べる「おかゆ」は、無理して食べるからか? それとも、栄養補給という観点から作られているためなのか? 味は二の次になっているような気がします。そんな中、まわりの人たちに「『おかゆ』はどんな時に食べますか? おいしいですか?」と尋ねてみたところ、ほとんどの人の回答は「病気の時に…。マズイ…」。というのが大多数でした。
同じアジアの国である日本に暮らす私たちの頭の中には、「おかゆ=病気の時に食べるもの(病人食)」「おかゆ=マズイ」というイメージが、いつの間にか出来上がっているのだなぁ、と感じました。
そこで、アジア各国で食べたあの美味しい「おかゆ」。人々を活き活きとさせている「おかゆ」…。とにかく、食べたい「おかゆ」が無いのなら、自分たちで「おいしいおかゆ」を作ってみよう! と思い立ち、私たち(弊社)の開発スタッフに「とにかく、美味しい『おかゆ』を作ろう」と提案しましたが、「なんでおかゆなの?」と初めのうちはピンと来なかったようです。開発当初は味の収拾がつかなくなり、大混乱になりました。なんせ、米・塩・だし・水などさまざまな組み合わせをすると、まるで順列組合わせ…。何百種類にもなってしまったからです。
そこで、「おいしいおかゆ」というテーマに加え、「毎日食べても飽きない」「産地がきちんと示せる素材」「手軽でカンタン」を追加し、改めて「おかゆ開発プロジェクト」を再始動!しました。
日本中の「おかゆ」を食べ歩き、いろいろな味を体感し、「おかゆ」を作るための食材集めの旅が始まりました。
「横浜中華街の○○が美味しいよ」「あそこのお米は最高だよ」「塩ならやっぱり沖縄産」などなど、さまざまな情報を集め、日本全国を飛び回り、多くの方々から、アドバイスと励ましを頂きながら、1年以上の研究・開発期間を経て「最高のおかゆが完成!」。
今、世の中では食育が注目されています。食品に携わるものとしてとても大切なことだと思います。しかしながら、このような流れとは逆行し、誰もが忙しく生活しています。朝食を摂らない人も多く、それが原因で、怒りやすくキレやすい人が大人も子どもも増えています。
忙しい中でも、手軽にカンタンに食事がとれ、なおかつおいしく「ほっ」とできるような食品として、おかゆを日本の新しい食文化となる様、群馬の高崎から発信し続けます。
5つ星へのこだわり
純水(じゅんすい)とは、不純物およびイオン成分を除去した水で、一般にろ過や蒸留により不純物を除去した水を精製水と呼びます。おかゆ屋どっとコムでは、東京の水源である上州の水を自社で丁寧に精製した純水を使用し、皆様に安心して召し上がっていただける、「美健食彩シリーズ」をご提供しています。コンビニのレトルトおかゆとはひと味違う、おかゆ屋どっとコムのこだわりは、まず『水』から始めました。
信州 『御牧ヶ原産コシヒカリ 御牧ひかり』 特A米指定地区(検査米)長野県の東南に位置する御牧ヶ原台地は、非常に強力な粘土質土壌です。
特に鴇久保地区、諏訪山地区は、粘土の粒子も細かく強力な粘土質土壌の為、農作業は大変な労力を必要としますが、米、ジャガイモ等の作物は大変美味しいものに育ちます。
米作りにとって大切な水源は、雨水を保存する溜池と、蓼科山系の清らかな湧き水で有名な女神湖からの引き水です。山間地ですので人家も少なく生活廃水など皆無と言っていいほどです。初夏には、ホタルが舞い、夏から秋にかけては、蝶やトンボが行き交います。田んぼや、水路にはサワガニやドジョウ・タニシなどがたくさん生息しています。
ただ、その地質範囲は狭いため、生産量が限られてしまい、地元の一部の人達にしか知られておりません。JAへの出荷も殆ど無く縁故米(親せきや、知り合いだけで分け合って消費する米のこと)や、「御牧ひかりの旨さを知っている人だけが競い合って買い集めておしまい」と言う幻の米です。
塩分の取りすぎは様々な疾患の原因であることは言うまでもありません。安心・安全な商品提供のために、おかゆ屋どっとコムは調味料にもこだわりました。
日本では、生の根茎をそのまま、薬味や料理、漬物に使います。土佐の一本釣りで有名な高知県が日本の生産量の多くを占め、まさに鰹のタタキなどに利用されています。脇役と侮れない、ショウガの効果・効用は単に味や香りをよくする以外に、喉の薬、身体を暖める効果など昔から「ショウガ湯」として飲まれ、風邪の予防に利用されています。
一方、下仁田ネギは他のネギに比べ、ネギ特有のタンパク質(ミューシン)と香辛料(硫化アリール)が3倍含まれており、ビタミンB・Cも豊富です。生では刺すような辛みがありますが、煮る、焼くなどすると短時間で柔らかくなり、特有の風味と甘みが出ます。とろけるような舌触りと味わいはネギの中でも最高のものと言われています。
おかゆ屋どっとコムでは、この二つの食材「高知県のショウガ」と「地元群馬県のネギの殿様・下仁田ネギ」を贅沢に「だし」として活用し、最強タッグを組ませて、独特の風味・深い味わいを作りだしています。
単なるインスタント・レトルトとは違い、せっかくこだわった素材のおいしさを最大限に引き出すために、研究機関へも頻繁に通い、レトルトとは思えない深い味わいと、健康への気遣いを存分にしたヘルシーなおかゆが実現しました。こだわって、こだわって、こだわった五つ星のおかゆ!ぜひ、一度ご賞味ください。